運動療育は、どうして人気があるんでしょうか?
からだサポートげんきのブログをお読みいただき誠にあるがとうございます。今回は、運動療育がなぜ人気があるのかを考えてみます。
1. 運動療育(運動)は、運動不足がちな子供にとって思いっきり体を動かせる最高の遊び場なのです。
障がいを持つ子供(特にダウン症や身体の軽度の子供)にとって、学校でも安全をみてなかなか運動をさせてくれないのが現実ですが、運動療育の施設では自分のペースに合わせた運動ができるので、元来体を動かすことが大好きな子供たちはおおはしゃぎ。発達障害の子供も同様です。
2. 目に見えてできることが増えるので、自信をつけるのにもってこい。最高のスモールステップの場です。
例えば、跳び箱をするとします。 昨日まで2段飛べたが、今日は3段飛べることになった。するとスタッフから「すごいね!頑張ったね。」など賞賛の声を浴びます。

正直勉強ではなかなか進歩が見られませんが、運動はちょっとしたコツでできることが増えます。
運動は、勉強と違い正解を導き出すことは必要なく、一人ひとりが楽しくできることから始めればいいので子供たちは劣等感を全く感じる必要がないので参加しやすいのです。
発達障害や障がいを持つ子供は、今から何をするのかがわからない場合、参加することに拒否反応を起こします。
ですが、運動は何をしても楽しいと教えることで積極参加してくれます。そしてどんどんできることが増えます。この良い循環が最高のスモールステップになります。
3. 運動療育で運動神経が良くなる・ビジョントレーニングやコーディネーション運動で落ち着きが出て、学校で集中して授業を受けることができるようになることで、学校生活が楽しくなる。

恥ずかしながら私の実話をお話しします。小学校1年生から中学3年生まで私は席替えをしたことがありません。勉強ができるできないの問題でなく、授業中にペチャクチャ喋る手に負えない子供だったからです。昔の先生が持っていた竹の長い定規で頭を叩ける位置が私の指定席。毎日頭を叩かれていました。今だったら考えられないですよね。正直、先生が怖かったから立ち歩きはしなかったけど、今みたいな時代だったら立ち歩く問題児だった思います。
多分私は、ADHDの傾向が強かったのだと思います。今でも同窓会で「あなたのせいで授業に集中できなかったのよ!」などよく言われます。
そしてあだ名は、「忘れ物大王!」。6時限の授業全てで忘れ物をするなんてことは日常茶飯事。毎日廊下に立ってました。

けどそんなことも気にもかけない子供だったのです。
今の子供はラッキーです。コーディネーション運動やビジョントレーニングなど落ち着き授業を受けるプログラムがあるのだから。
私もADHDの子供の苦労がわかるからこそこんなプログラムを受けてみたかったです。
本人は、悪気もなく自然と体が動いてしまう特性の持ち主でそのことに本人も悩んでいます。けどどうしょうもないのです。
そんな悩みを少しでも解消できるのが人気の正体とは言えませんが、運動の結果、子供が安定して生活を送るようができるようになるので、親にとっても救いになるのです。
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